ヤリスクロスの2WD・4WDの違い!!オススメはどれ⁉
ヤリスクロスは、グローバルモデルとして世界発信されているモデルです。
そのため、ガソリングレード・ハイブリッドグレードがあり、2WDと4WDの設定もそれぞれにあります。
ユーザーの用途の違いを幅広くカバーできるようなラインアップさせた結果だと考えます。
では、この幅広いカバー率の中で、ユーザーさんはどのグレードや駆動方式をチョイスするのが良いのでしょうか?
同じヤリスクロスでもエンジンユニットやパワートレインの違いによって、かなりの違いが出てくると思います。
ここでは、ガソリン・ハイブリッド、2WD・4WDの燃費や乗り心地などを検証し、こんな人にこんなヤリスクロスのグレードがオススメという話をしていきます。
ヤリスクロスの燃費性能をグレード別で紹介
引用:https://toyota.jp/yariscross/design/?padid=from_yariscross_grade-specification_navi-menu_design
ここでは、ヤリスクロスのガソリンモデルとハイブリッドモデル、FF・4WDのグレード別の燃費性能、さらには車両価格を比較してみます。
ヤリスクロスのガソリングレード
グレード名 | 駆動方式 | 燃費 | 価格 |
X | FF | 19.8km/l | 1,907,000円 |
G | FF | 19.4km/l | 2,150,000円 |
Z | FF | 18.3km/l | 2,435,000円 |
GRスポーツ | FF | 17.6km/l | 2,571,000円 |
Z アドベンチャー | FF | 18.3km/l | 2,551,000円 |
X | 4WD | 18.4km/l | 2,138,000円 |
G | 4WD | 18.1km/l | 2,381,000円 |
Z | 4WD | 17.1km/l | 2,435,000円 |
Z アドベンチャー | 4WD | 17.1km/l | 2,782,000円 |
ガソリン車とは言え、技術の進歩は日進月歩だと思います。
1500㏄のガソリン車で公表燃費が17.1㎞~19.8㎞/lというのは、かなり優秀だと考えます。
2000年前後のカローラ1500㏄の燃費は、10・15モードで4ATで15㎞/ⅼ前後でした。
ただし、現在のモデルは車両価格もかなり高額化しているのも事実です。
同じく2000年前後の1500㏄モデルと比べてみると、100万円前後価格アップしています。
ただ、他メーカーも価格アップしているので、ヤリスクロスだけの問題ではないとも考えます。
2WDと4WDのガソリンモデルを比較すると、燃費性能が2㎞/ⅼ前後の違いがあり、価格は約20万円の違いになっています。
おこんばんわ。只今、デートから帰って来ました♪。近くにアウトレットが出来ましたが、南下して又違うアウトレットへ行って、その他にも行って帰りにパスタを食べて帰って来ました。大通り走行でしたので、平均燃費が良かったです。因みにガソリン車です。 pic.twitter.com/Wnf4uRmoV1
— ヤリスクロスZ (@6V5ZkzQSJrmsT93) February 18, 2024
運転の仕方や走行環境によっては、公表燃費よりも実データの方が良いケースもあるようです。
燃費性能が良くなることは、昨今のガソリン代高騰などを考えるとユーザーの気持ちがかなりアップするだろうと感じます。
ヤリスクロスハイブリッドグレード
グレード名 | 駆動方式 | 燃費 | 価格 |
ハイブリッドX | FF | 30.8km/l | 2,295,000円 |
ハイブリッドU | FF | 30.2km/l | 2,451,000円 |
ハイブリッドG | FF | 30.2km/l | 2,524,000円 |
ハイブリッドZ | FF | 27.8km/l | 2,809,000円 |
ハイブリッドZ アドベンチャー | FF | 27.8km/l | 2,925,000円 |
ハイブリッド GRスポーツ | FF | 25km/l | 2,954,000円 |
ハイブリッドX | 4WD | 28.7km/l | 2,526,000円 |
ハイブリッドU | 4WD | 28.1km/l | 2,682,000円 |
ハイブリッドG | 4WD | 28.1km/l | 2,755,000円 |
ハイブリッドZ | 4WD | 26km/l | 3,040,000円 |
ハイブリッドZ アドベンチャー | 4WD | 26km/l | 3,156,000円 |
言うまでもなく、トヨタのハイブリッドモデルは燃費性能を飛躍的に向上させたシステムです。
しかもトヨタのパラレル方式は、他のハイブリッドシステムよりも公表燃費性能が高いという現実があります。
例)ヴェゼルで26㎞/ⅼ(最燃費性能グレード)の公表燃費
もちろん、ヤリスクロスのガソリンモデルと比較しても10㎞/ⅼ前後のアドバンテージがあります。
【ヤリスクロス】
— ALPHLUX (@maazblog) February 13, 2023
まだ30キロ程の走行ですが、ここ数年ガソリン車ばかり乗ってきた人間からすると驚く燃費🤩
更にTNGAハイブリッドの重厚感&モーターのトルク感強めでフィーリングは良好☺️
最近のコンパクトは良く出来てますね🥹
因みにエネルギーフローはやっぱり旧世代の方がしっくりきます😂 pic.twitter.com/brWqKn0Wu0
ハイブリッドモデルの2WDと4WDの違いは、燃費性能で2㎞/ⅼ前後の違いがあり、車両価格差で20万円前後の差という事で、ガソリン車と同じような比例式となっています。
という事は、ユーザーさんの使用方法などによって、ガソリン、ハイブリッド、2WD・4WDをどう購入するのがベターなのか変わっていきそうです。
ヤリスクロスの2WDと4WDの違いは?
引用:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/yariscross/yariscross_main_202406.pdf
ここでは、2WDと4WDの違いを説明していきます。
ヤリスクロス2WDはFFモデル
ヤリスクロスの2WDは、現在多くの自動車メーカーで採用しているFF方式となっています。
このFF方式にすることで、FR方式などと比べて車内空間を広く取れるという利点があります。
各自動車メーカーが、このFF方式を採用していくには、車内空間のより良い確保でき、生産コストのダウンに大きく寄与してもいます。
ヤリスクロス4WDは、2方式がある
では、ヤリスクロス4WDは、どういったものなのでしょうか?
まず、ヤリスクロスの4WDには、二種類の4WD方式があります。
ヤリスクロスガソリン4WDは、ダイナミックトルクコントロール4WDが採用されています。基本的に4WDとして駆動するのですが、路面状況などによって駆動力の配分を大きく変化させるシステムです。
一方ヤリスクロスハイブリッドの4WDは、E-fourが採用されています。
基本的には、FF駆動となり、スタート時やスリップなどの際に4WDになる仕様です。
ヤリスクロス2WDと4WDの乗り心地の違いは?
ヤリスクロスのFFモデルであっても基本的なサスペンションシステム、ブレーキシステムに違いはありません。
一般的な公道を走行するにあたっては、一般ユーザーの場合2WDも4WDも大きな乗り心地の差はないと考えます。
一方滑る路面(雪、砂)などの場合は、乗り心地や安心感において2WDと4WDで大きな差が出そうです。
それは、一般的な4WD走行の際にメリットのあるダウンヒルアシストコントロールやスノーモード、マルチテレインコントロール(ガソリン車)、テレインセレクト(ハイブリッド)などの走行モードが装備されているからです。
乗り心地は、単に座って運転しているときの質感や質感だけではないと考えます。
運転していての安心感というのも乗り心地として大事なファクトだと思います。4WDは、雪道やその他、走行しづらいシチュエーションでは非常に安心だといえます。
ヤリスクロスはどんな方にどのグレードがオススメ?
ここでは、どういった人に2WDがオススメなのかや、4WDがオススメなのかをお話しします。
ヤリスクロス2WDがオススメな人とオススメグレード
とにかく安くヤリスクロスに乗りたい方は、ヤリスクロスのガソリンFFモデルがオススメです。
200万円を切る車両価格です。
ガソリンモデルのFFに向いている方は、降雪地帯を走行しなく、海やキャンプなどにもあまり行かない方、年間走行距離が10000㎞前後の方にオススメだと思います。
グレードに関しては好きなのですが、基本的に必要と思われる装備は最下位グレードのXでも標準化されています。
お財布事情を考えながら、グレード選択すると良いでしょう。
ヤリスクロス4WDがオススメな人とオススメグレード
ヤリスクロスの4WDの場合は、ガソリンモデルをハイブリッドモデルで4WDの仕様に違いがあります。
たまに降雪地帯に行かれる方や、降雪地帯にお住まいの方でも普段から整備された道以外走行しない方は、ハイブリッド4WDでも十分だといえます。
ただし、ハイブリッドになるとかなり車両価格が高騰していきます。筆者のオススメは、ハイブリッドXの4WDで良いと考えます。
一方かなり険しい雪道を走行する場合や、キャンプなどで砂浜などに多くいくというケースでは、ガソリンの4WDが良いと考えます。
また、年間走行距離が少なく10000㎞前後の方も車両価格の差を考えると、ガソリンモデルの方が、総経費で安くなると言えるでしょう。
筆者のイメージですが、ガソリンFFにするかハイブリッドFFにするか悩んだときは、ガソリンにしたらワンランク上のグレードが買えるけど、ハイブリッドの方が良いのかを検討したらチョイスしやすいかと思います。
まとめ
ヤリスクロスの2DW・4WDの違いとオススメのグレードについて書いていきました。
ヤリスクロスは幅広い使用の用途でグレードなどを選択できる車になっています。
今の乗っている環境や乗る頻度によって購入するグレードを決めていきましょう。
この記事が参考になっていただければ幸いです。