ヤリスクロスガソリンとハイブリッドの年間かかる維持費を比較‼︎

ヤリスクロスは、トヨタが世界発信しているモデルです。

欧州を皮切りに発売開始され、日本にも導入されてかなり人気の高いモデルになっています。

ヤリスクロスには、ガソリンとハイブリッドグレードがラインアップしています。

では、両グレードの年間にかかる維持費には、どのくらいの違いがあるのでしょうか？

皆さんは、ヤリスクロスならどちらのグレードが欲しいという衝動に至るでしょうか。

そして、騒動による購入は正しい結果になるのでしょうか？

ヤリスクロスのガソリンとハイブリッドでのエクステリアや内装の違いは、あまり大差ないと考えます。

であれば、年間の維持費（ランニングコスト）やそもそも車両価格の違いなどから、衝動ではなくしっかりと根拠のある買い方をする方が良いと感じます。

ここでは、ヤリスクロスガソリンとハイブリッドでの維持費差をなるべく正確に示すことで、愛車購入のお役に立てればと思います。

ヤリスクロスガソリンとハイブリッドの年間かかる維持費を比較‼︎(税金や年間固定経費)

まずは、ヤリスクロスのガソリンとハイブリッドでの年間の維持費がどのくらい違うものかなどについて考察してみます。

自動車税比較

ヤリスクロスは、ガソリンでもハイブリッドでもグリーン化特例の対象外モデルです。そのため、1000㏄超～1500㏄未満の自動車税区分になります。

ガソリン・ハイブリッド共に、30,500円の自動車税になります。

維持費の差額はない状況です。

保険比較

自賠責保険に関しては、ヤリスクロスのガソリン、ハイブリッドにてかかる料金は同じです。

新車購入時では、3年分39,120円の支払いになり、次車検2年分27,840円(2023年時)となります。

１年あたりにすると１〜３年目までが13,040円、４年目以降は 13,920円です。

自賠責保険での差はないと考えます。

一方任意保険の方は如何でしょうか？

筆者の方で少し見積もりシミュレーションを行ってみました。

30歳で免許はブルー、初めてお車に乗るという設定にしています。ただし任意の自動車保険は、かなり細かい条件設定がありますので、概算というシミュレーションです。

すると、ヤリスクロスハイブリッドの方が、任意保険料金が高いという結果になりました。

車両保険なしで、5000円/年ほどの違い、車両保険アリの場合は、車両保険付保額の違いなども含め年間24000円ほど違いました。

年間の保険料は、ヤリスクロスハイブリッドの方が維持費が高くなると考えます。

ですが、任意保険の中にはハイブリッド・EV車割引きという保険もあるようです。

燃料代比較

例えば、10000キロ/年の走行で比較してみます。

ガソリンモデルの場合は、X　FF公表燃費19.8km/lで試算すると、

10,000㎞÷19.8≒505Lの燃料費

505円×171円（2024年4月平均値）＝86,355円です。

ハイブリッドモデルの場合は、ハイブリッドX　FF公表燃費30.8km/lで試算すると、

10,000円÷30.8≒325Lの燃料費

325×171円＝55,575円です。

86,355円-55,575円＝30,780円ハイブリッドの方が燃料代が安く済みます。

オイル交換などメンテナンス比較

ヤリスクロスガソリンもハイブリッドも5000㎞毎にオイル交換を行うとした場合は、基本的なオイル代やエレメント代、工賃に関しては同様と考えます。

車検比較

ヤリスクロスのガソリンとハイブリッドでは、継続車検時に車両重量税が違います。

ヤリスクロスガソリンは24,600円なのに対して、ハイブリッドは15,000円になります。

その他の費用は、ほぼ同様に掛かると考えます。

新車登録から5年目くらいまでの車検費用では車両重量税が大きな違いになるでしょう。

年間にすると、4800円ハイブリッドの方が安い結果になります。

ヤリスクロスガソリンとハイブリッドの年間かかる維持費を比較‼︎(車両価格比較)

ここでは、車両代金の違いによる、年間償却額の違いなどについて解説します。償却を10年として計算してみます。

ヤリスクロスガソリンの車両価格

ヤリスクロスのガソリンモデルの場合は、一番安いグレードのX　FF場合は、

1,907,000円÷10年≒19万円の年間償却になります。

ヤリスクロスハイブリッドの車両価格

ヤリスクロスハイブリッドの廉価グレードであるハイブリッドX　FFの場合は、

2,295,000円÷10年間≒23万円になります。

ガソリンとハイブリッドでは、約4万円の差が出る(ハイブリッドの方が高い)ことになります。

維持費から見る両グレードの特徴

ヤリスクロスの場合は、年間の維持費で一番差が大きいのは、燃料費となるといえます。

次に差が出るのが、任意の自動車保険でしょう。

一方車両価格は、おおよそ同グレードでは40万円ほどハイブリッドが高くなります。

年間30,000㎞ほど走行するならば、ハイブリッドモデルをチョイスするのがベターでしょう。一方年間10,000㎞もいかないという方は、総額ではガソリンの方がお得なケースだと考えます。

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