ハリヤーの新型旧型のサイズの違い!!機械式駐車場に入らない!!
ハリアーといえば、トヨタのフラッグシップSUVモデルですね。
またハリアーは、ただのSUVモデルではなく高級クロスオーバーSUVモデルという位置づけとなっています。
ハリアーは、2020年6月に現行型が販売開始され、2022年10月にはPHEVモデルもラインアップしています。
近年モデルは、ハリアーだけでなく他のモデルにおいても新型になるとサイズアップしていくという印象ではないでしょうか。
今回は、旧型ハリアーと新型ハリアーのサイズを比べてみて、どうやら新型になりサイズが大きくなることで、弊害も出ているのではないかというお話をしてみたいと思います。
もちろんサイズが大きくなることが、全てにおいてマイナスになるということではないと考えます。
ただ、ちょっとしたサイズの違いが大きな影響を及ぼすこともあるということに少し触れてみます。
ハリヤーの新型旧型のサイズの違い!!【新旧サイズ】
引用:https://toyota.jp/harrier/gallery/?padid=from_harrier_top_navi-menu_gallery
ここでは、旧型ハリアーのサイズと新型ハリアーのサイズについて解説してみます。
旧型ハリアーのサイズって?
全長×全幅×全高 | 4725×1835×1690mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1965×1480×1220mm |
ホイールベース | 2660mm |
トレッド前/後 | 1560/1560mm |
車両重量 | 1580kg~1740kg |
旧型ハリアーの場合は、車幅が1835㎜となっています。
後述しますが、この1835㎜というのがある意味ポイントになりそうです。
新型ハリアーのサイズって?
全長×全幅×全高 | 4740×1855×1660mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1880×1520×1215mm |
ホイールベース | 2690mm |
トレッド前/後 | 1605/1625mm |
車両重量 | 1530kg~1660kg |
新型ハリアーの場合は、サイズが大きくなってるのに車両重量が旧型よりも軽くなっているのが特徴的です。
ただ車幅1855㎜というのが、ネックになってしまうことになると感じます。
また全長が、旧型よりも長くなりホイールベースも延長されています。
このため小回りは利きづらくなっている可能性があるでしょう。
ハリヤーの新型旧型のサイズの違い!!【立体駐車場って?】
引用:http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/harrier-u/harrier-u_201311.pdf
先程は、車幅が旧型よりも広くなったことへの弊害が出る可能性を示唆しました。
それは、日本の駐車場事情に大きく関係している可能性があるといえます。
少し古い立体駐車場の概ねの規格は?
少し古い機械式立体駐車場の規格は、全長5000mm以下、全幅1800mm以下、全高1550mm以下という設定がされているものが多くなっています。
この場合は、新型も旧型も高さ制限と車幅制限に引っかかってしまうため、どちらも駐車できないという結果になります。
新しい立体駐車場の概ねの規格は?
近年モデルが、SUV、軽スーパーハイトワゴンなど車高の高いモデルが多くなってきています。
そのため車高に関しては、2000㎜まで可能な機械式立体駐車場が多くなっています。
しかしながら車幅に関しては、1850㎜という設定が多いのが現状です。
こうなると、新型の車幅では、完全にアウトとなってしまうことになります。
駐車場の車幅が、2100㎜まで大丈夫という駐車場を予め見つけておかないと、買い物などで駐車場難民となる可能性が高くなります。
ほんの少しサイズが合わないだけで、停められないという実情にぶち当たってしまうことになります。
ハリヤーの新型旧型のサイズの違い!!【ポイント】
ここでは、ハリアーの新型・旧型での駐車場事情やポイントなどについて解説します。
新型でも旧型でも街中の機械式立体駐車場は厳しい場合が多い
現在の日本の駐車場は、どうしても狭い土地に多くの車を駐車できるような仕組みとなっています。
それは、土地代が高いからというのが一番大きな要因だといえます。
街中の機械式立体駐車場は、新型でも旧型でも厳しいケースが多くなります。
さらに新型ハリアーの場合は、車幅が大きくなったことで、より機械式立体駐車場に停められないというケースが多くなるでしょう。
新型の場合は新しめの立体駐車場でも車幅で厳しいケースがある
新型ハリアーの場合は、車幅が1855㎜あります。
そのため比較的新しく高さ制限が問題ない機械式立体駐車場でも車幅が原因で駐車できないリスクが高まります。
あらかじめ駐車場を選定しておく必要があるでしょう。
マンション購入などの場合は注意が必要
日本の住宅は、一軒家という選択肢のほか、マンションタイプという住まいのあり方も多いと思います。
こういったマンションでは、敷地の有効利用のため多段式駐車場を設置しているところもあります。
こういった駐車場の場合は、新型ハリアーは注意が必要です。
やはり車幅が原因で駐車不可となるケースが多いからです。
購入・賃貸前にしっかり確認することが大切でしょう。