ホンダWR-Vの燃費は悪い!!ヴェゼルと比較!!
WR-Vは、ホンダSUVの中でも発売されたばかりのモデルです。
そしてこのモデルの特徴は、ホンダのハイブリッドであるe:HEVモデルの設定がなく、さらに4WDの設定もないのが特徴です。
どうして、ガソリンエンジンユニットのみの販売になっているのでしょうか?
それには、ホンダ開発陣の想いがあるようです。
今回は、「ホンダWR-Vの燃費は悪い!!」のかという話をヴェゼルと比較しながら検証してみます。
また、今後ハイブリッドモデルがラインアップするのかという予想もしてみたいと思います。
ホンダWR-Vの燃費は悪い?
まずは、WR-Vの燃費性能が悪いのかというお話をしてみたいと思います。
WR-Vの燃費性能をグレード毎に紹介
グレード名 | 燃費性能 |
X | 16.4㎞/ⅼ |
Z | 16.2㎞/ⅼ |
Z+ | 16.2㎞/ⅼ |
ガソリンエンジンで16㎞/ⅼ前後走行できるのであれば、燃費が悪いという話にはならないと考えます。
WR-Vの乾燥重量は1210㎏~1230㎏あるのですが、ヴェゼルのG(ガソリン)モデルが1320㎏あるので、重量からしても燃費が極端に悪いとの評価をいきなり下すのは良くないと感じます。
WR-Vの燃費はガソリン車であることから認識!
ここで重要なのは、WR-VのPワーユニットはガソリンエンジンであるという点です。
ハイブリッドモデルと比べて、もちろん燃費が良くないという事は認識できると思います。
ただ、ホンダではガソリンユニットモデルを出すという観点でWR-Vを開発したのだと考えます。
確かに、ハイブリッドモデルと比較すれば、燃費が悪いとなるでしょうけれども、ガソリンエンジンとして考えれば、燃費が悪いとは言いきれないでしょう。
ヴェゼルと比較すると・・・
ヴェゼルのハイブリッドモデルFFの場合は、26㎞/ⅼほどの燃費性能です。
これだけを取り上げると、10㎞/ⅼほどWR-Vの方が燃費性能が悪いことになります。
では、ヴェゼルに設定されているガソリングレードGの燃費はどうでしょうか?
15㎞/ⅼとなっています。
WR-Vの方が若干燃費が良くなっています。
これは、重量の改善などによってなしえていると想像します。
実際の所をいうと、ヴェゼルガソリンは2,648,800円の車両価格です。
一方WR-Vは、2,098,800円から2,489,300円のラインアップです。
これだけ見ても、かなりWR-Vは買いやすい車両価格に仕上がってると考えます。
ホンダWR-Vの燃費は悪い?ハイブリッドは?
ここでは、今後WR-Vにはハイブリッドが設定されるのかというお話をしていきます。
WR-Vはハイブリッドの前に4WD設定が必要かも
WR-Vは、SUVモデルです。現時点でホンダがWR-Vを開発した理由は、いろいろあると思うのですが、
- 純粋にエンジン音、走行を楽しめるSUV
- 買いやすい価格で購入できるSUV
- 納期が極端に長くならないためのユニット構成
こういった観点でWR-Vを作ったと考えます。
ただ、FFモデルだけでラインアップしていくことが販売台数の伸びに貢献するのかという点が第一にあると思います。
やはり、FFの次に4WDの設定が行われるのではないでしょうか?
開発側からするとガソリン+納期タイムリーに絞って発売
ガソリンモデルのラインアップは、2035年位には新車登録できなくなる可能性があります。
これは、環境問題に配慮した国の施策です。
そうなる前に、ホンダとしてガソリンユニット+FFにすることで、買いやすい価格、電子部品が少ないことによる納期短縮を考えたと予想します。
この考えが当たっているかは、後々の販売台数を見て鑑みることになるでしょう。
WR-Vの売れ行きを見てハイブリッドの設定が行われる
それでは、WR-Vにハイブリッドモデルが設定されるのかというのを検証してみます。
筆者的には、先ほども言いましたが4WD設定が行われる前に、ハイブリッドモデルの設定はないと考えます。
WR-Vの開発コンセプトに反するからです。
WR-Vに4WD設定がされ、さらに売れ行きが好調となれば、ハイブリッドの追加でラインアップを増やしていくのではないでしょうか!
まとめ
ホンダWR-Vの燃費は悪い!!ヴェゼルと比較!!をまとめると
WR-Vの燃費が悪いという印象は、ヴェゼルなどのハイブリッドモデルと比較してという観点からではないでしょうか。
ガソリンユニットで考えれば、決してWR-Vの燃費が悪いという結果ではないと感じます。
また、WR-Vにハイブリッドの設定があるのかという疑問にでは、4WDの設定がされ、さらにWR-Vの売れ行きが好調であれば、設定される可能性があると考えます。